生がけ茶碗と有田の新米 ひのひかり1㎏
¥7,150
有田の安心で美味しいお米。
できるだけ少ない農薬で作ったひのひかりです。
生産者は昨年まで有田焼の職人だった空閑さん。この空閑さんは金ヶ江家よりも数年~数十年早く有田に移住してきた一族です。
元々、長崎県大村辺りの士族だった空閑家は朝鮮出兵の際に名護屋城から出兵したそうです。その帰り、大村まで戻らずに有田の地にとどまったのが有田での空閑家の始まりだそうです。ということは金ヶ江家が有田に定住するちょっと先輩の家系となります。
有田の農家さんとのコラボは久しぶりですが、今回は有田焼元職人さんとのコラボ、それも移住の先輩とのコラボとなります。
ひのひかりは炊飯時の水分量で食味が変わる面白いお米です。空閑さんおすすめは多い目の水分量で炊くこと。そうするともっちりとした食感になるとか。
ひのひかり自体は味の濃いお米ではありません。そのため、おかずを引き立たせるおいしいお米となります。
このお米を十四代が400年前の技法「生がけ」で作った茶碗とともにご案内します。
有田産 ひのひかり1㎏
・十四代陶祖李参平作生がけ茶碗 7,700円(税込み)
400年前の技法で「生掛け技法」というものがあります。
安定的に器を焼き上げるために、
現代は「素焼き」という低温(900度)で焼き上げる工程があります。
しかし、400年前にはその素焼きを行わず乾燥させた生地に直接釉薬を
かける「生掛け」が主流でした。その技法はつくりと釉薬をかける
タイミングがとても繊細です。
生掛け技法で焼き上げられた器は、まったりとした釉薬の雰囲気、
登り窯で火が走ると影響を受ける窯変、そして使えば使う程味が出る
「育てる器」として楽しんでいただけます。
本品は、400年前の天目の形をした意匠を元に制作したものです。
抹茶碗として制作いたしましたが、抹茶碗としては未完成のもの。
しかし、地球の資源を使ったサスティナブルな観点から
「日用品」としてお使いいただければと、お届けしております。
一つひとつサイズ・雰囲気等違いますので
気になる方は事前にお問い合わせください。
<有田焼発祥の地「泉山」>
有田焼の祖、李参平が発見したと言われています。
その李参平の直系十四代目の子孫である十四代李参平(十四代金ヶ江三兵衛)が「泉山」で自ら選んだ石を100%使い作った陶土「参平土」。この「参平土」を使い十四代がろくろをひき、削りを入れています。素焼き後、それぞれの釉薬をかけ、登り窯にて焼成しています。
精製していない泉山の土を100%を使用し、登り窯にて焼成しているため、現代の有田焼のような均一的な美しさではございません。個体差のある製品です。この点を御理解の上、ご注文をお願いします。
サ イ ズ :φ120 × H65㎜
素 材:泉山参平土
成 形:十四代李参平 ロクロ成形
焼成方法:薪窯焼成
レ ン ジ :使用可
食 洗 機 :使用可
漂 白 剤 :使用可
ひのひかり
生産地:有田町下本地区
生産者:空閑弘之